暴風雪被害の修繕

今回の修繕工事は、暴風雪の影響で複数箇所に損傷が生じた住宅の復旧を目的としたものです。特に屋根瓦のずれや棟板金の浮き、軒天の破損、そして軒樋の変形といった、複合的な被害への対応が必要でした。瓦の補修に関しては、事前の解体作業のタイミングを調整しながら、段取りよく進めることを重視しました。足場設置に関しては、当初の計画よりも設置面積を縮小し、平米数を150㎡から90㎡へと変更。その分の予算を活用し、換気扇の外フード交換という追加工事も実施しています。なお、雨樋は異なる規格が混在する特殊な構成であったため、金具の全交換を含めて対応しました。また、軒天の一部補修箇所には障害物があり、足場が組めない可能性がありましたが、施工業者と足場業者の綿密な連携により、安全かつスムーズに作業を完了することができました。

屋根棟板金軒天雨樋