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雪害や雹災に火災保険は適用される?適用条件と流れについて解説

火災保険が適用されるケース
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雪害に火災保険は適用されるのか

雪害への火災保険の適用

ここ数年、地球温暖化の影響もあり、大量の雪が一度に積もることが増えてきました。一度にまとまって降ることで、例年積雪のある地域以外でも雪害の影響を受ける可能性が大きくなります。火災保険は、契約内容によっては自然災害に対しても補償されます。

雪害や雹災によって受けた損害の補修工事に火災保険が適用される条件と実例について解説します。

雪害とは

雪害とは大雪や雪崩が引き起こす災害のことです。積雪でおきる道路渋滞や交通事故、除雪中の事故、雪による建物の破損などのことをいいます。雪による対象不動産の損害を、火災保険では「雪災」といい、補償の適用範囲内です。

雹災とは

雹災とは、直径5mm以上の氷の粒が降ってきて起こる災害のことです。雹がぶつかることで窓ガラスが割れたり、外壁や屋根に傷がついたり変形を起こします。日本でもゴルフボール大の雹が観測されたことがあります。雹災も火災保険に適応されます。

雪災、雹災の1年間の補償適用件数

損害保険料率算出機構のデータを参考にすると、2016年度の火災保険適用件数は、全体で20734件でした。その中で、雪災は1203件で全体の約6%、風災雹災は7409件で全体の約36%を占めています。

火災による適用件数は1355件で全体の7%なので、雪災、雹災の被害が多く発生していることがわかります。

参照:火災保険・地震保険の概況|損害保険料率算出機構

火災保険が適用されるケース

https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%af-%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc-%e8%89%af%e3%81%84-3677258/

雪災や雹災といった自然災害による損害には火災保険を利用できます。適用される内容のうち、代表的なものは下記のとおりです。

屋根の変形や瓦の破損屋根に雹が直撃して、瓦が破損したり、屋根にへこみや変形が生じた場合は「雹災」で補償されます。
気温上昇によって、屋根に積もった雪が重くなって破損したり歪んでしまった場合、雪庇が落ちる時に屋根材を巻き込んで傷つけてしまった場合は「雪災」の対象です。また、屋根の変形が原因で雨漏りが起きてしまった場合も「雪災」で補償されます。
雨樋の変形や破損カーポート、門塀、フェンス、物置、外灯、車庫といった外構は、建物の付属設備であるため雪災、雹災について火災保険が適用されます。
ただし、車庫は66㎡未満のものに限られており、66㎡以上の大型車庫の場合は、屋外明記物件として最初から申込書に記載が必要です。車庫の中に駐車していた車は、補償の対象外です。
外構の破損カーポート、門塀、フェンス、物置、外灯、車庫といった外構は、建物の付属設備であるため雪災、雹災について火災保険が適用されます。
ただし、車庫は66㎡未満のものに限られており、66㎡以上の大型車庫の場合は、屋外明記物件として最初から申込書に記載が必要です。車庫の中に駐車していた車は、補償の対象外です。
積雪による被害積もった雪によって、フェンスや門塀、外壁が押されて傾いてしまったり、曲がってしまった場合も火災保険が適用されます。
屋根からの落雪による被害エアコンの室外機や給湯機の上に屋根からの雪が落ちてきて破損した場合や、落雪が窓にぶつかってガラスを破損した場合も火災保険で補償されます。
隣の家の落雪による被害隣の家の屋根からの落雪によって被害にあった場合も、契約者地震の火災保険を使用することができます。

火災保険が適用されないケース

火災保険が適用されないケース

雪災、雹災に火災保険を利用するには条件があります。下記のケースでは保険適用されないので注意が必要です。

経年劣化によるもの破損の原因が経年劣化やメンテナンス不足によるものと判断された場合は、適用対象外となります。
損害を受けてから3年以上経過している火災保険は、損害を受けた日から3年以内に請求しないと利用できません。時間の経過とともに損害の原因を特定するのが難しくなるためです。
見積金額が免責金額以下の場合自然災害に対する補償には、火災保険料削減のため、免責金額を設けていることが多くあります。免責金額がいくらであるか、保険証券で確認が必要です。
雪解け水による洪水や浸水雪解け水による被害は、「雪災」ではなく「水災」が適用されます。水災が補償に含まれている場合は、火災保険を使用できます。
自宅の落雪が隣の家を破損させたり、通行人に当たってしまった火災保険は、契約した不動産に対しての補償です。よって、隣の家や通行人への補償を賄うことはできません。ただし、個人賠償責任保険特約に加入している場合、特約が適用されます。

▶︎ 火災保険で修理できるもの・できないものとは?対象物や適用条件を解説!

火災保険請求の流れ

火災保険請求の流れ

雪災、雹災による損害にあった場合、火災保険を請求するために準備する書類について説明します。

火災保険請求の必要書類

保険金請求書火災保険会社に連絡すると郵送されてきます。
被害状況のわかる写真周囲の状況と被害部分の写真が必要です。
補修見積書専門業者に補修見積を依頼します。
罹災証明書自治体で発行されます。発行には、印鑑、身分証明書、被災写真が必要です。
印鑑証明や建物謄本補償額が高額になる場合に必要となるケースがあります。

書類提出後、火災保険会社の調査員による現場調査が行われます。現場調査まで日数が空いてしまうことや修繕個所をそのままにしておくと危険な場合は、補修工事を先行することも可能です。

先に補修工事を進める場合は、工事に入る前に現場写真を撮影し、被害がおきた日時や状況などをメモに残しておきましょう。

▶︎ 火災保険の申請から支払いまでの7ステップ!注意点とコツも解説

まとめ

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雪災や雹災に火災保険を適用できる条件と流れについて解説しました。損害を受けた場合には、火災保険会社への連絡と専門業者による点検や補修を依頼しましょう。損害部分を放置することで建物本体に2次被害が及んでしまう可能性もあるので早急な対応が必要です。

また、火災保険に加入する際は、お住まいの地域によってリスクの高い自然災害が異なるので、万が一の際に必要な補償を受けられるか忘れずに確認することをおすすめします。

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