テラス
テラスは、住まいの外観や使い勝手を大きく左右する部分です。天候や経年劣化により、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
特に風雨や紫外線の影響を受けやすく、放置すると安全面でも問題が生じることがあります。
テラスが劣化・破損する原因
一般的に、テラスの耐用年数は15年～20年程度とされています。
素材や設置状況により異なりますが、特に木材や塗装部分は劣化しやすい傾向があります。
以下の要因によって寿命が短くなることがあります。
風害による破損
テラスの屋根は、台風や強風などの気象条件によって破損することが多いです。屋根を支える金具が外れたり、屋根材が剥がれたりすることがあり、特にテラスが建物の外に張り出しているため、3方向から風の影響を受けます。このため、定期的に屋根の固定状態を確認することが大切です。
経年劣化
テラスの屋根材（ポリカーボネートや塩ビなど）は、経年と共に劣化しやすく、耐用年数が過ぎると脆くなります。年数が経過した屋根は強風や雪の重みに耐えられなくなり、割れたり外れたりすることがあります。定期的なメンテナンスが必要です。
雪の重みや外的要因による破損
ポリカーボネートの屋根は、積もった雪や強風にさらされることで支柱が折れ曲がることもあります。軽量であるため、耐久性が不足することがあり、これが原因で屋根が破損するリスクが高まります。特に寒冷地や雪の多い地域では、注意が必要です。
テラス修理・リフォームのタイミング
屋根材のひび割れや破損
テラス屋根のひび割れや破損は、風害や雪の重みによって起こることがあります。特にポリカーボネートや塩ビ素材の屋根材は、経年で脆くなり、ひび割れや破損が発生しやすくなります。強風や落雪後には、早急に状態を確認し、ひび割れや破損が見つかった場合は、屋根材の修復や交換を行うことが必要です。
支柱の曲がりや折れ
テラスの支柱が曲がったり折れたりすることは、強風や雪害が原因で発生します。支柱が劣化してしまうと、テラスの安全性が大きく損なわれるため、注意が必要です。特に、支柱が曲がってきた場合や折れた場合は、すぐに交換を検討することが重要です。
テラスリフォームの種類と費用
テラスの状態に応じた修理・リフォームの方法を紹介します。
テラスの状態に応じて、部分修理から全面交換までさまざまなリフォーム方法があります。
屋根材の交換
強風や落雪、経年劣化によってテラスの屋根材が破損した場合、支柱や基礎に問題がなければ、屋根材のみの修復や交換が可能です。定期的な点検と早期の交換をおすすめします。
屋根の支柱ごと交換
テラス屋根の骨組み部分である支柱が強風や積雪の被害を受けてゆがんだり土台部分から外れたときは、一度屋根板も解体してから、支柱を交換して再び屋根を取り付ける必要があります。。強風や雪害による支柱の損傷が見られる場合は、早めに修繕を行いましょう。
テラスは、居住空間としても、外観としても重要な役割を果たします。劣化が進むと安全性に問題が生じることもあるため、定期的な点検と修繕を行いましょう。 など、気になる症状があれば早めの対応を検討しましょう。適切なメンテナンスを行うことで、美観と安全性を長く保つことができます
住まいのことでお困りの際は、
いつでもご相談ください。
